あります!!
自分でできる家のメンテナンス=お手入れ ということです。
でも、お掃除して、ピカピカにしましょう!とは違います。
わが家を長持ちさせて「ゆとりある暮らし」を手に入れたい!という方は
読んでみてください。
このブログは大手ハウスメーカーのカスタマーサービス部門で
毎日、家のトラブルにむかい合っている私だからこそ知っている
「自分でできる家のメンテンス」でわが家を長持ちさせて「ゆとりある暮らし」を手に入れる方法をお伝えします。
- わが家を長持ちさせるために、自分でできる家のメンテナンスが必要なわけ
- 自分でできる家のメンテナンスの具体的な方法
自分でできる家のメンテナンスが必要なわけ
家を長持ちさせるには「日常的なメンテナンス」=「自分でできる家のメンテナンス」が
重要です。
家は人に似ているところがあります。
人は病気の早期発見、重症化予防が健康寿命の延長につながると言われています。
家も故障個所を早めに発見して、状況が悪くならないうちに修理することが重要です。
また、人生の質を求めて健康寿命の取り組みが盛んなように、家も快適な状態で長持ちさせることが重要で、そのためには自分でできる家のメンテナンスが必要になります。
照明のランプ交換すら自信のないのに「自分でできる家のメンテナンス」なんて無理!
自分でできる家のメンテンスはね、
ランプ交換すら苦手な人でもできる「日常のお手入れ」のことよ。
家のメンテナンスは頑張っても、プロに頼まないとできないことがあります。
プロに頼めばお金がかかります。
プロに頼むメンテナンスは減らせないけれど、
プロに頼まないとできない修理を減すことができれば、
家にかかる費用は減らすことができます。
自分でできる家のメンテナンス=お手入れを実施して、トラブルを未然に防いで、
プロに頼む修理ゼロをめざしましょう!!
地味な話ですが、自分でできる家のメンテナンスをやっておくと、
思いもしなかった家のトラブルの発生を防いただり、最小限に抑えられるので、
余分な修理をしなくて済む=家を傷めずにすみます。
日常のメンテナンス=自分でできる家のメンテナンス =日ごろのお手入れ
日常的なメンテナンス=自分でできる家のメンテンナンス=日ごろのお手入れ
メンテナンスというと、難しいことのようだけど、結局、日ごろのお手入れということ。
虫歯は治せないけど歯は磨ける!みたいなことです。
予防をしておけば、大事にならないし、無精な人もポイントを知って実行すれば、
そんなに頑張らなくても実行できます。
日ごろのお手入れってお掃除のこと?
毎日忙しくて、そんなにお掃除ばかりできないわ!
お掃除が行き届いた家は理想だけど、自分でできる家のメンテナンスは
ちょっと、違うの。「ポイント押さえてお手入れしましょう!」
ということ。
きれい好きで家はピカピカな人には関係なさそうですが、
ポイントを知らないと、せっかくきれいに掃除しているのに思いもよらないトラブルになっていたお宅もありました。
わが家をきれいにされている方も、ピカピカにはできない忙しい人やお掃除が苦手な人も
ポイントを押さえてお手入れしておくとトラブルが防げる可能性が高くなります。
取説は使い方の説明だけでなく、
自分でできる家のメンテナンスにも重要!
家を引き渡されたとき驚くほど分厚いフィルもらいませんでしたか?
それが、家の取扱い説明書=取説
新築の時は新居への引越しだ!片付けだ!と取説読む暇もなかった。
あれから10数年が過ぎて、どこかにしまってあるけど、
「取説読んでいなけど、使っているうちになんとなくわかって使っています。」
という人が結構多いようです。
私は取説読むの苦手だから、読まなくても直観的に使えるものが好き!
でも、取説には使い方以上に重要なことが書かれているのを知っていましたか?
製品に慣れたときこそ取説を開いてみてください。
僕は取説読むの好きだね。
便利な使い方とか、お手入れのしかたとか、読まないとわからないことが
書いてあって面白いよ。
その通り、取説にはお手入れの仕方が書いてあるの。
つまり、自分でできる家のメンテナンスのことが書いてあるということ!
お手入れをしなかったり、間違ったお手入れをしていると機器の故障や家を傷める原因に
なります。
故障や家を傷めると修理をすることになって修理費がかかります。
きちんとしたお手入れ=自分でできる家のメンテナンスをしていれば、トラブルが防げて
無駄な修理費を使わずに、快適に暮らせるということ。
お風呂の取説を読んで
自分でできる家のメンテナンスをしていたら防げた床の傷み
お風呂の取説読んだことありますか?
バリアフリーなユニットバス床のこと
今から約20年前位からお風呂はユニットバスが主流になり洗面室の床とお風呂の床はバリアフリーで段差がなくなっています。
段差がないから、扉を閉めてから水を流しますが、それでも、ほんの少しの隙間でも水は
洗面室側へ漏れ出てしまうので、ゴム製の羽根のようなものをつけて、さらにドアの下の溝に排水口をつけて水が浴室外へ漏れないような仕組みになっています。
各メーカー工夫して、いろいろな形状の商品が発売されていますが、基本の考え方は同じです。扉下の溝の排水口で水を流す。
キレイに住まわれている家でも、この排水口のことをご存じない方が結構いらっしゃて、
新築から10数年排水口の掃除をしたことがない、扉の下?どこにあるの?どうやって掃除するの?と聞かれたことが何度もあります。
LIXIL説明書より
この排水口が詰まるとどうなるか?
→洗面室側に水が染み出ます。
一般的に洗面室側の浴室への入り口にはバスマットなどを敷かれていることが多く、水の侵入に気が付かず、気が付いた時には床がブカブカしている場合もあります。
床を傷めてなくても、床下に水が漏れてシロアリの発生確率を上げたり、長い間開けたことのない溝のフタはくっついて取れなくなって排水口の掃除ができない状態になっていることもあります。
家の修理をするのって、お金もかかるし、家にいないといけないし
困るのよね。
取説を読んでお手入れのこと確認して、自分でできる家のメンテナンスを実践してみましょう!トラブル発生の確立が下がります。
どこまで傷んでいるかによりますが、床を補修するには十万単位の補修費がかかる場合があります。ましてや、床下に漏れた水の湿気でシロアリが発生して被害があれば大きな被害がでます。
長い間開けられることのなかった排水口のフタは取り外せなくなり、壊して外すことになり交換が必要になります。その場合はメーカー修理で出張費も入れると1万円以上かかってしまうかもしれません。
バルコニーの排水口
設備機器以外は取説はないかもしれませんが、家を建てた工務店やハウスメーカーによっては引き渡しの際に家のメンテナンスガイドのようなものを配布している場合もあります。
こちらも、もう一度さっと目を通してみましょう。
自分でできる家のメンテナンスをサボった実家の雨漏れ
偉そうなことは言えなくて、実家の玄関天井で雨漏れが発生しました。
原因は玄関上のバルコニー(ベランダ)の排水口のつまり。
掃除を怠っていたつもりはなかったようですが、
子供たちが巣立った後、年老いた親は2階へ行くのは大変だし、
2階の部屋は使われなくなり、誰も来なくなったバルコニーの隅には枯葉や
ゴミがたまりました。
最近よくあるゲリラ豪雨の後でした玄関の天井から雨漏れ。
築40年以上の建物ですが、今まで雨漏れもなく、暮らしてきたのに。
原因はなんと、ベランダ(バルコニー)の排水口のつまり。
枯葉などのゴミが排水口をふさいで、雨水が流れずにベランダはプールになっていました。
貯まった水は排水層を超えて、1階の雨漏れとなったというわけ。
洗濯物を干しに毎日バルコニー行くけど、掃除めんどくさくて、、、、
いつもピカピカに掃除できたらいいけど、
ピカピカにしなくても排水口が枯葉やゴミなどでふさがれないように
自分でできる家のメンテナンスをするだけでもいいのよ。
まとめ
- 自分でできる家メンテナンスを実施してトラブルの発生を防いただり、
最小限に抑えよう! - 「自分でできる家のメンテンナンス」=お手入れを実行しよう!
- 取説をもう一度目をとおして、手入れの仕方を確認して実行しよう!
この記事では、お風呂のことと、バルコニーの具体的な例をあげましたが、他にもいろいろあります。「ポイントを押さえたお手入れでいつもピカピカなわが家」が理想ですが、
私自身そんなことはできていません。
ピカピカにお掃除できなくてもポイントを押さえたお手入れ=自分でできる家のメンテナンスを実践すれば、大きなトラブルで家を傷めずにすみます。
自分でできるメンテナンスで、快適なわが家を長持ちさせてましょう。