- リフォーム何からはじめたらいいかわからない方
- 効率的にリフォームをすすめたい方
- 無駄なリフォーム費用をかけたくない方
うちもそろそろリフォーム考えないといけない時期なんだけど、
奥さんは「キッチン取り替えたい!」とか言うけど、僕は他のことのほうが気になるんだよね。
そもそも何からはじめたらいいのかわからないんだ。
リフォームしたいことはたくさんあるけど、何からはじめたらいいのか、、、
いっぺんに全部は無理だし、分けてやるにも予算も考えないと、、、、、
何からはじめたらいいのかよくわからない。
この記事では、リフォーム何からはじめればいいのかわからない!という方に
リフォーム何からはじめるべきかを解説いたします。
大手ハウスメーカーのカスタマーサービス部で、毎日、家のことに向き合っている私だから知っている「リフォーム何からはじめる?」についてお伝えいたします。
- リフォームを考えたらまずやるべきこと
- 時間もお金も無駄にしないリフォームのために知っておきたいこと
時間とコストを抑えるために「リフォーム何からはじめるかをやるか」家族で話し合う
「リフォーム何からはじめたらいいの?」と思っているだけでは進みませんし、
漠然としたまま業者に相談すると時間と費用がかさむ結果になってしまうことがあります。
工事をする場所を決める⇒これを絞っておかないと時間と費用がかさむ結果となる
アレもコレも、、、とやりたいことをたくさん並べられる方がいらっしゃいますが、時間もお金も有限です。
業者に相談する前にとりあえず、整理してみましょう。
もちろん、決定でなくていいのです。
自分が混乱していると悪い業者に騙される危険性もありますからね。
行き当たりばったりの思いつきではリフォーム計画が決まりません。あやふやな気持ちでなんとか工事にたどり着けたとしても、工事の途中で気が変わってプランを変更することになったりすれば時間とお金が無駄になってしまいます。
まずはわが家の要望をまとめましょう。
自分や家族の気がついたことの要望をまとめてみる
私はシステムキッチンを新しくしたいの。
間取りも変えてアイランドキッチンとかステキだわ。
僕は、まだまだ、何十年もこの家を快適に使っていかなきゃならないと思っているから、まずは、家の基本を守ることが気になっているんだ。
「リフォーム何からはじめる?」と考えたら、まずは自分の考えをまとめたり、家族の要望を聞いてみましょう。
住宅を守るための必須事項はどの家にも共通ですが、そこに暮らす人にとって重要なことは
どの家も同じではありません。百人百様、その家に暮らす人に合わせて想いは様々。
家族の中でも意見はそれぞれかもしれません。
自分たちの暮らしの基本になる家のことを考える機会として考えたり、話し合いましょう。
例えば、こんなことを聞き取り、話し合います。(家族の不満、要望例)
〇あり △まあまあ ×なし
部屋名 | 具体的な不満等 | 家族の 不満 | 家族の 要望 |
キッチン | 暗い、寒い、機器の不調、収納が少ないなど | △ | △ |
浴室・洗面 | 寒い、古い、機器の故障、水栓から水がポタポタ漏れる | 〇 | 〇 |
トイレ | 古い、機器の故障、温水便座の調子が悪い | △ | 〇 |
リビング、寝室などの居室 | 壁、天井、床の汚れ、間取り、建具の調子が悪い | △ | △ |
外装、屋根、等 | ひび、雨漏れ、雨どいから水が漏れる、門扉などの錆びなど | △ | 〇 |
そのほか気になること | リビングの天井のシミ、玄関の鍵の調子が悪い | △ | △ |
- 小さな不満でも、要望を聞き取ること
- 今、実現が無理なことも「こうならいいな!」も確認する
- 自分では見逃していたが、家族が気が付いていたことを聞き取る
今回のリフォームでは実施できなくても、必要なことは将来的に実行するための計画を立てるヒントにします。
家族の要望どおりではないかもしれないが、リフォームのセオリーを守って、家を守ることからはじめる
うちは一般的な家庭だから、リフォームに使えるお金は限られている。
だから、無駄のないリフォームにしたいね。
みんな、同じように思っているけど、失敗して無駄なお金や時間を使っている人が絶えないのよ。
せっかくのリフォームを無駄にしないために、セオリーを知ってリフォームを決める必要があるの。
リフォームのセオリーって?
リフォームのセオリーとは経験からわかった一番いい進め方のこと。
せっかく、家族で話し合ったことが無駄になるように思うかもしれませんが、リフォームのセオリーは家族で話し合って決めたリフォームを無駄なリフォームにしないためにまずやるべきことです。
住宅リフォームで誤算?(新聞記事より)
新聞の記事ではリフォーム工事の優先順位を誤って多額の費用が無駄になったといった体験談と限られた予算を効率的に使うポイントを探っています。
私たちは介護のことはまだ関係ないと思うけど?
介護関連のリフォームだけでなく、内部の工事も同じこと。
まずは建物に必要なメンテナンス工事を実施することがリフォームのセオリーなの。
新聞記事では過剰な介護関連リフォーム工事の失敗例をあげています。
介護関連だけの話ではなく内部のリフォームをする前に、その建物を維持するのに必要な
メンテナンス工事がされていないと、せっかく大きな費用をかけたリフォーム工事が無駄になってしまうことを伝えています。
せっかくのリフォーム工事が無駄になるってどういうこと?
例えば、リビングのリフォームをして壁と天井のクロスを貼替えた後で
建物のメンテナンス不足による雨漏れが発生したらせっかく貼替えたクロスをもう一度やり直すことになるということです。
リフォームの優先順位は「安心して暮らせること」にまず重点をおくこと
外側(外部)→内側の順番がリフォームのセオリーです。
建物の基本機能を維持させる工事は家の内装などのリフォーム工事と違って、よく目にする部分ではないから、やる気にならない方もいらっしゃいますが、見えないところがボロボロの素敵な部屋は長持ちしません。
わかったわ。家も人間と同じで、見かけの美しさだけじゃなく、内面の健康が重要ということね。
リフォームのセオリーは建物を守り、安心して暮らすための外部(屋根や外壁などの外に面した部分)のリフォームを優先すること!
建物の基本となる部分が劣化してしまったら、たくさんのお金や時間をかけたリフォームも無駄になってしまします。まずは「安心して暮らせること」に重点にリフォームを実施します。
家族の不満解消と暮らしやすさのリフォーム
建物を維持させるのに必要なメンテナンス工事の次は暮らしやすさ、生活の質を保つためのリフォームです。
家族で話し合った家の不満や要望をもとに不具合や老朽化で生活に支障がでている部位を最優先にリフォームを検討してみましょう。
新たな機能をプラスする機会
ママには、いつもおいしいごはんを作ってもらっているから、キッチンを新しくしてあげたいけど、みんなの意見からすると風呂のリフォームのほうが先かな。
お風呂は毎日使うから劣化しやすいところ。劣化がすすみ水漏れすると大きなトラブルにつながる可能性があります。リフォームして快適になると家族みんなが暮らしやすさを実感できますし、最新のお風呂にはお手入れがラクラクな商品もあるから奥様も喜ぶと思いますよ。
TOTO お掃除浴槽
一般的にはお風呂や洗面所、キッチンなどの「水回り」は暮らしやすさの面と老朽化による水漏れトラブルを避けるためにも優先順位を上げて検討することをおすすめします。
優先順位は個々の家庭によって変わってきます。
例えば、食べ盛りの男の子が何人もいてお料理の頻度が高いご家庭ではキッチンの劣化が早まりますし、来客が多い家なら、人目につきやすい玄関やリビング、トイレを優先する必要があるかもしれません。
住まい方は様々ですから、そこに暮らす人の生活で使用頻度の高い場所のリフォームを優先させます。
安心して暮らすための外部のリフォーム(メンテナンス)の次に検討したいことは以下になります。
- 不具合や老朽化で不便になっているところ
- 生活の質を保つために必要なこと
- そこに暮らす人にとって必要なリフォームを優先させる。
住み心地向上のリフォーム
今までなかったけれど、より一層「わが家快適!」と思える機能をプラスしたり、
「和室をやめて広いリビングにしたら便利!」など、こうだったらいいな、今までなかったものをプラスする住み心地向上の積極的リフォームです。
間取り変更などで夢のあるリフォームもいいですし、工事の負担が軽めな割にリフォームした方のほとんどが「よかった!」と実感される窓回りのリフォームも暮らしの質が上がるリフォームです。
わが家大好き!夢をかなえるリフォーム
今のキッチンは独立していて料理する私は孤独なの、キッチンの壁をなくて、夢のアイランドキッチンにしたいの!
暮らしてみてみて気が付いたことありませんか?
家を一軒建てるときは決めることがたくさんありますし、実際できているものではないので、素人ではなかなか想像がつかなかったこと、業者さんに勧められて作ったけど、よくなかた。とか。
リフォームは住む人に合わせてカスタマイズする機会です。
例えば、一般的にはこの高さのここにはコンセントなんて作らないけど、わが家はここに欲しいのとか。
かっこいいソファを置いてみたけれど、ソファはほとんど使わずにダイニングテーブルの椅子に座っていることが多いから、ソファより大きなダイニングテーブルを置けたほうが私たちの生活にはいいのとか。
具体的にこれをつけたいとか、こんな間取りにしたいとではなく、目的を明確にしましょう。
目的を明確にして伝えれば、頼りになる業者なら目的を達成する最善策の提案をしてくれます。
より一層の住み心地向上のリフォーム
最近の夏の暑さは我慢の限界を超えているよ。
わが家は日当たりがよくていいのだけど、夏の暑さなんとかならないかな?
なくても生活できるけれど、機能性がるとわが家が快適になるリフォームもおすすめです。
具体的にこうしたいより、困っていることを伝えられるように考えをまとめておくことが大切です。
部屋の暑さ寒さはに大きな影響を与えるのが窓です。高機能のガラスに変えたり、二重サッシをプラスすることで暑さ寒さをやわらげ省エネにもなります。
住み心地向上の積極的リフォームは目的を明確にして伝えること。
「自分らしい」を大切に頼りになる業者に相談するのがリフォームへの道
まとめ
以上、「リフォーム何からはじめるの?」と思ったときに始めていただきたいことをご紹介いたしました。
- 家族で話し合ってみる
- わか家の状況をチェックする
- 「安心して暮らすため」のリフォームを優先する
- 生活の質を保つリフォーム
- 住み心地向上のわが家ならではのリフォーム
リフォームを考えるようになったら、まず、家族の意見を聞いみます。
自分では気づいていない故障や将来のリフォームのヒントが見つかります。
次に家の状態をチェックし、家の基本を守る外回りのリフォーム(メンテナンス)を優先して実施します。
次に機器の老朽化などによる不具合箇所のリフォームで生活の質を保ちます。
生活に支障がなく、緊急性は低い生活向上のリフォームは今回はできなくても、わが家にとって大切なリフォーム。今回実施できない場合は将来のリフォームとして計画していきましょう。